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入院3日目 手術当日!

7月11日(水) 手術当日!


いよいよ!当日!
一言「お腹空いた~」
この日から、暫く空腹との闘いになるなんて思ってもみなかった。


7:30 看護士さんから声掛けられ起きる。
     直ぐに、検温・血圧・採血をする。

     看護士さんから「個室に移りますか?」っと言われる。
     有り難い・・・個室に移る事を希望した。

9:30 除毛・浣腸をする。
     除毛は、入院する前に少し自分でやったから簡単に済む。
     浣腸は、入院当初から下剤を飲み続けていたので中々出ない。
     出たら看護士さんに見せる。
     全部出たのか不安。

10:40 点滴まで時間があるからシャワーを浴びる。
     シャワーの後に部屋移動をする事に。

     シャワーから戻ると、「先生が待ってるから」っと
     慌てて看護士さん達と部屋移動。
     そして、すぐに点滴をする。
     この時、先生から「OPは14時から15時になるよ」っと告げられる。
     昨日、先生からは「もしかしたら、帝王切開が入るかも」
     っと告げられていたので複雑な気持ち。

     点滴を引きずりながら髪の毛を乾かす。
     個室に移動してきたから、手に届く所に配置したり・・・
     一緒に入院をして、ずーっと一緒に居るリラックマと私のベッド。
     一緒。
     引越し。
     片付けをしながら、主人と両親を待つ。
     OPの変更は直ぐに伝えたからゆっくり来るかな?

13:35 両親が到着。

14:15 主人が到着。
     やっと!自分の緊張が少し解れる。

     相変わらず!空腹。
     空腹の事を主人に言って慰めてもらう。

    部屋の前は詰め所(ナースステーション)
     詰め所に新しい生命の産声が到着した。
     主人や両親は覗きに行っていたが、私には余裕がない。
     次は、私の番だから。

14:35 お尻に筋肉注射をし、ベッドに横になる。

15:05 看護士さん2人がきた。
     「今から行きますよ~」の掛け声で逃げ出したい!っという
     気持ちがMAXになった。
     ベッド毎移動する。
     私は、主人・父・母に手を振った。
     心配そうで顔が引きつっている主人に笑って見せた。
     私も泣き出しそうで引きつっている。

     段々、手術室が近づいているけど、ベッド移動で横になって
     いる状態だから、周りの風景は解らない。

     手術室手前の待機室で少しだけ待たされ説明を受ける。
     血栓予防のキツイ靴下を履き、小さなベッドへ移動。
     そのベッドで、手術室に向う。涙が出て止まらない。
     
     手術室に入室。
     知らない人達が沢山居る。
     またまた!ベッドへ移動。
     移動する度に「逃げたろか!」の気持ちがMAXになる。
     しかし・・・もうダメ・・・手・足を固定され逃げられない。
     知らない人が「眠る薬入れまーす」との声が掛かったら
     口にマスクを当てられた。
     その瞬間から記憶が無い。

     私は、なんて!運を持っているんだろう!

     麻酔が切れたのは、縫合した後のホッチキスの最後の方。
     嫌な予感が的中した!

     痛い!死ぬほど痛い! 先生達の声がはっきり聞こえる。
     ただ・・・私はしゃべれないだけ!
     素早く寝巻きに着せられ、病室に戻ってきた。

     ただ、私は痛い!痛い!の繰り返し。
     病室に入ると、主人や両親が待っていてくれた。(気配で察知)
     母が私の頭をなで「よく頑張ったね」っとの一言がはっきりと
     聞き取る事が出来て嬉しかった。
 
     しかし・・・室内が何故か慌しく感じる。
     私は、一体・・・どうなっているんだろう・・・

     心電図・血圧計・凄い数の点滴・足には電気毛布と血栓防止機械。
     ところどころ覚えている。
     何故か、先生が頻繁に来て何か話している。
     何故か、看護士さんが2~3人居るみたい。
     何となく、会話が聞き取れる。
     「尿の出が悪いな」
     「先生、血圧が中々上がらないんです」
     「長い時間電気毛布しても、手足が冷え切ったままなんです」
     「中々、温まらなくて・・・」とか・・・
     こんな会話がはっきり!聞き取れた。

     何?私はどうなっているの?どうなっちゃうの?
     ただ、筋腫を取っただけなんでしょ?
     頭の中が、パニック状態になってしまっていた。

     静かになっている部屋に気が付いた。
     あ~確か、両親は早く帰ったな~・・・
     主人が1人になっていた。 少しだけ会話をした。
     筋腫が13個あった事を教えてくれた。
     出血が酷かった事も教えてくれた。ただ、それだけの会話。
     主人から「20:30を回ったから帰るね」っと・・・
     「そんなに時間が経ったんだな~」っと思った。
     主人は帰宅し、私はまた!寝てしまったよう。

     真夜中、時々目を覚ます私に看護士さんが話しかけてくれる。
     看護士さん・先生のお陰で、落ち着いた朝を迎える事が出来た。

    


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